ツアーナース

20代・30代の終末期の患者さん・・・。何て声をかけて良いものか・・・。若い方の終末期は看ているほうも辛いですね。

病棟で働いていて一番難しいと思うのは、終末期の患者さんとの関わりだと思うんです。
同じ終末期の状態の患者さんでも、高齢者の場合は、人生を全うしたという思いがあり、割り切った気持ちで、
恐怖心もそれほどなく落ち着いた感じがあります。
私達看護師も、お疲れさまでした、という気持ちでお見送りする事ができるんですよね。
でも、若い患者さんの場合は、そのようにはいきませんよね。
癌や白血病を患っている患者さんの中には、20代や30代の方が沢山いるんですよね。
そして、若い人ほど進行が早いので、発見された時にはもう手遅れで、余命宣告される方も沢山いるんですよ。
20代や30代と言ったら、まだまだ人生これからですよね。
働き盛りだし、やりたい事は沢山あります。
その年代の患者さんの中には、幼い子供がいる方もいますよね。
自分の幼い子供を残して、先立たなければいけないなんて、それほど悲しい事はありませんよね。

 

若い患者さんとの接し方はとても難しいです。
悲しみをどうにかして軽減させてあげたいと思うんですけど、その部分に触れる事で、もしかしたら、
さらに悲しみが増してしまうかもしれないですよね。
若い患者さんの親は、もちろんまだ若い方なので、親が感じている辛さや悲しみもとても大きなものです。
やっと社会人に成長した自分の子供が、最期の時を迎えなくてはいけないんです。
どのような言葉をかけていいのかわかりませんよね。
それに、声をかけたいと思っても、健康な人に慰められたり励まされたりしても、嫌味に聞こえてしまうかもしれません。
終末期の患者さんや、そのご家族に対する苦痛の緩和は、看護師としてのとても大切な仕事の一つです。
自分はまだまだ勉強不足だと思いますよね。