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筋肉注射方法 

筋肉注射は、筋肉内に薬液を注入する方法です。

 

皮下組織の下にある筋肉には皮下組織よりも血管が多くあります。

 

そのため筋肉に注射することにより、皮下注射より早く吸収されます。

 

注射後3分で70?80%の薬液が吸収されます。

 

針は21?23Gを使用しますが、油性の薬液は21Gを使用し、薬液によっては20Gを使用することもあります。

 

最近は、針が細いほど神経の損傷が少ないため、細い針が推進されていますよ。

 

注射部位は、上腕外側の肩の筋肉である三角筋や、大腿部、臀部の中臀筋となります。

 

三角筋部では肩峰から3横指下のやや前面に行います。

 

臀部上方外側中臀筋部は、片側臀部上外1/4の部位に行います。

 

大腿部は、大腿四頭筋部に行います。

 

注射液の量は、1?5ml。

 

注射する際は、皮膚をつまみ穿刺部位を酒清綿で消毒し、注射部位に対して90度に刺します。

 

注射後は、接種部位をよく揉みましょう。

 

よく揉むことにより、注射部位の硬結や疼痛を防ぎます。

 

筋肉注射接種後は、揉むことがほとんどですが、稀に揉むことを禁止している薬液もありますから、確認が必要ですね。

 

筋肉注射は、皮下注射よりも深く刺すため、血管に刺していないか確認するために、血液の逆流を確認しましょう。

 

神経に当たっていないか痺れの有無の確認も必要ですね。

 

筋肉注射で使用される薬剤は、静脈注射でも可能な場合が多いため、注射方法に間違いがないか十分に確認が必要ですね。

 

肩への筋肉注射は、臀部への筋肉注射よりも痛みが強くなりますから、患者さんに十分に説明をしておきましょう。

 

筋肉注射を2本以上行う場合は、反対側に行います。

 

また、筋肉注射では鎮痛剤や麻酔薬もあるため、注射前後のバイタルにも注意しましょう。